株式会社ユーゴについて
株式会社ユーゴは、1979年創業の日本を代表する老舗ウェットスーツ屋です。ユーゴは、日本のレジャーダイビング発祥の地でもある真鶴の海で誕生し、高い技術力と機能性、抜群の着心地の良さと耐久性を兼ね備え、多くのファンに支えられて、2024年で45周年を迎えました。
型紙から全てを職人が手作業で製作する、オートクチュールのウェットスーツです。お客様の目的に応じて、世界で一つだけのスーツを、心を込めて製作いたします。
現在、株式会社ユーゴではU G Oウェットスーツと、D E L F I NOウェットスーツの2ブランドを展開しています。
ユーゴ U G Oウェットスーツについて
創業者、後藤勇毅が始めた老舗ブランドです。戦後にまだダイビングがそれほど普及していなかった時代に、ウェットスーツを作り始めました。兄の道夫と共にダイビングの草分け的存在でした。今でこそ当たり前ですが、日本でフード付き一体型の上着を最初に作ったのが後藤一族です。
ユーゴのロゴには、真鶴の三ツ石の風景が描かれています。
社名は、創業者の「ごとうゆうき」に由来しています。
U G Oは、主にプロのスキューバダイバー、漁師さん、海女さんのウェットスーツとして愛され続けています。
またロクハン(6.5ミリの厚さのウェットスーツ)は、U G Oの代表的なスーツで、とても人気があります。ロクハンは、ウェットスーツの中で最も厚い生地です。保温性抜群で、厚い生地でありながら着心地がよく、体にフィットするように工夫されています。前開きジャケットにロングジョンの組み合わせが人気です。フード付きや、ファスナー、耳付きなど、オプションで好きなデザインも可能です。生地はY A M A M O T Oを採用しています。
現在は技術を受け継ぎ、2代目後藤仁志が製作しています。
D E L F I N O ウェットスーツについて
D E L F I N Oは、フリーダイビング用、スキンダイビング用、ドルフィンスイム用のウェットスーツとして1995年に生まれたブランドです。
D E L F I N Oデルフィーノとは、イタリア語イルカの意味。2代目後藤仁志がデザイン&製作しています。かつてバハマで野生のイルカと泳いだ時にあまりにも上手に潜る人間がいるぞと、イルカの群れがついて来てしまったエキサイティングな光景を目にした仲間から、ニックネームでD E L F I N Oと呼ばれていたことから始まりました。またフリーダイビングの大会にも出場経験もあり、フリーダイビングの世界チャンピオン、ウンベルト・ペリッツァーリ主催のアプネアアカデミーのインストラクターコースに参加するほどの技量を持っています。
海を愛し、自ら潜る人間が製作しているウェットスーツは他にはありません。
自分が本当に好きで心地よいウェットスーツを追求した、究極のスーツです。
創業者の技術を大切に受け継ぎながら、さらに発展させ生まれたブランドなのです。
D E L F I N Oウェットスーツを作り始めた当時は、まだフリーダイビングやスキンダイビングが主流ではありませんでした。重たいタンクを背負って海に入るスキューバーダイビングが中心でした。その中で、2代目は、いかに海と一体になって潜れるか、動きやすく体にフィットするスーツを独自の型紙で改良しました。
お客様の中には、野生のイルカと一緒に泳ぎたいからとオーダーされる方もいます。海のあるライフスタイルを提案&サポートします。
ドルフィンに、海への感謝と祈りを込めて。
後藤兄弟とダイビングの歴史
ダイビングの歴史を紐解くと、後藤道夫、後藤勇毅兄弟の名前が出てきます。
クストーのフランス映画「沈黙の世界」に魅了された若き日の後藤兄弟が、1958年この神奈川県真鶴に、日本で初めて、レジャーとしてのダイビングセンターを開きました。兄の後藤道夫は、ダイバーの教則本バイブル「スキンダイビング」を出版します。70年代には、真鶴を訪れたジャック・マイヨールの記録更新のサポートを行いました。その後、N H Kの放送用のカメラハウジングの製作に従事し、昨今では深海のダイオウイカの初の撮影に成功し、また弟の後藤勇毅はウェットスーツブランドU G Oを創業し、今に至ります。
左 後藤道夫 右 後藤勇毅
採寸について
神奈川県真鶴の工房にて採寸致します。ご予約の上、ご来店ください。
正確な型紙をおこすためにも、プロの採寸をお勧めいたします。
工房にて、お好きな生地やデザインを選んで頂きます。
直接来店が難しい場合は、H Pから注文シートを印刷し、ご自身で採寸し注文シートを、FAX0465-68-1333まで送信してください。または添付ファイルにてメールでお送りください。採寸の仕方は指導いたします。
日本各地の漁協にも出張で採寸に参ります。関西遠方でもご相談にのります。
お気軽にお問合せください。
修理メンテナンスについて ーもちの良いウェットスーツー
長くご愛用頂けるよう、工房では職人がいつでも修理、メンテナンスを受け付けています。ほとんどの修理に対応可能です。
10センチ程度のやぶれ(そのまま接着可能な場合) ¥1,100〜
10X10センチ程度のやぶれたところを新しい生地と交換する修理 ¥3,300〜
サイズ変更、幅出し(左右両サイドに生地を入れる処理)
上着 ¥13200〜
ロングジョン ¥17600〜
ロゴの貼り替え、無料
ドルフィンマーク貼り替え¥550〜
ファスナー交換
16センチ ¥5,500〜
20センチ ¥6,600〜
30センチ ¥7,700〜
これを目安に計算します。
D E L F I N O、U G Oのお客様は、6、7年経ったウエウェットスーツを今でも修理して愛用してくださっているかたが多いです。もちろん職業で毎日使用するか、個人でレジャーに使用するかでは、もちが違ってきますが、うちでは長く大切に使用していらっしゃるお客様がとても多いです。
また、他社のスーツの修理もお受けしております。
その場合は基本料金が別途発生します。